日時　 　： 令和7年4月12日（土）
　吟行先　： 鎌倉湖　今泉不動
　句会場　： 若宮大路ビル
　参加者　： 10名
　席題　　 ： 「数」
　次回　令和7年5月10日（土）吟行予告
  集合　 ： JR鎌倉駅西口改札口　１0時
  吟行先： 鎌倉八幡宮周辺
  句会場： 若宮大路ビル　�筺�046−722−1496
  出句　 ： 当日の嘱目　で　3句

合点 作　　　　　　品 作　者 選　　　　　者
5 浦島草路肩注意の髭を振る 田中貞雄 〇一美　讃良　〇たく　〇たか　孝子　　
4 激つ瀬が余花の青空仕上げたる 田中貞雄 たく　靖舎　たか　孝子　　
4 大銀杏幾世を繋ぎ芽吹き初む まつのたく 貞雄　一美　水貴　〇靖舎　　
4 陰陽の滝のかけあい春の闇 水貴 〇ひろ子　讃良　たく　創　　
4 解かれゆく風の手やさし花いかだ 中島讃良 ひろ子　一美　〇水貴　たか　　
4 春昼の湖は愁ひを吸収す 竹田ひろ子 貞雄　讃良　一美　水貴　　
3 花塵の舞ひの舞台や鎌倉湖 まつのたく 貞雄　讃良　創　　
3 扁額の金縁の照り春爛漫 まつのたく 貞雄　ひろ子　たか　　
2 段葛葉の見え初めし花の雲 新江たか 貞雄　孝子　　
2 常楽寺芽吹く公孫樹のオブジェ風 新江たか ひろ子　創　　
2 休耕の草むら統る野芥子の黄 田中貞雄 一美　たか　　
2 弥陀仏に合はす両の手亀の鳴く 中島讃良 創　孝子　　
2 花海棠盛り過ぎたる本堂裏 新江たか 創　〇孝子　　
2 途中まで数へて椿の花に酔ふ 中島讃良 一美　靖舎　　
2 新緑を映し重ねて湖静か 竹田ひろ子 〇讃良　水貴　　
2 鎌倉湖浦島草の一本釣 水貴 ひろ子　讃良　　
2 余花晴れや濁りを嘆く鎌倉湖 田中貞雄 一美　靖舎　　
2 鎌倉の湖よ山よと囀れり 田中一美 ひろ子　讃良　　
1 緑さす水面に数ふ鯉の群れ 岩永靖舎 たく　　
1 余花落花数ある中の山上湖 相模創 水貴　　
1 木洩れ日に頭を垂れる浦島草 岩永靖舎 たく　　
1 数本の桜深山のにぎはひに 田中一美 讃良　　
1 銀杏の芽吹いて古木慰めり 竹田ひろ子 水貴　　
1 深碧の湖面の上に囀りぬ まつのたく 貞雄　　
1 泰時の思ひをつなぐ銀杏の芽 岩永靖舎 ひろ子　　
1 陽に飛んでま昼の妖精黄蝶かな 田中一美 孝子　　
1 花筏ふたつに裂くや鯉の鰭 岩永靖舎 創　　
1 紅椿身投げめきしや鎌倉湖 水貴 たく　　
1 竹秋の鎌倉北条開基墓 相模創 靖舎　　
1 きぶし咲く湖面の水照り受けながら 中島讃良 創　　
1 さへづりの包み込んだる鎌倉湖 竹田ひろ子 〇貞雄　　
1 昼食の囀り耳へごく近く 新江たか たく　　

　5月の谷のつどいの御案内

　5月の谷のつどいは関東地区鍛錬会としてかいさいされます。
　御参加お待ちいたしております。

　　　出句　3句　　会費　2千円　
　
　集合場所　　　鎌倉駅西口改札口　10時