合点 | 作 品 | 作 者 | 選 者 |
7 | 蓮咲いて極楽浄土の池となる | 竹田ひろ子 | つとむ いづみ 次代 綾子 ○玲華 けい子 すゑ子 |
6 | 浮世絵の写楽の寄り目夏兆す | 佐藤弘香 | ○ひろ子 次代 綾子 禎子 ○けい子 とをる |
5 | 蝿叩きふと浮かびけり一茶の句 | 金子つとむ | ○いづみ 禎子 正代 真知子 すゑ子 |
5 | もてなしは出羽三山と初夏の風 | 片山すゑ子 | ○つとむ いづみ ○次代 けい子 ○とをる |
4 | 一枚の青田犇く命あり | 佐藤正代 | つとむ 玲華 けい子 すゑ子 |
4 | チェリストの音がとけ合う聖母月 | 片山すゑ子 | 次代 正代 けい子 真知子 |
3 | 竹の藪見えて届かぬまがり筍 | あだち禎子 | ひろ子 けい子 とをる |
3 | 新樹光まとひし句碑や南谷 | 金子つとむ | ひろ子 いづみ 綾子 |
3 | 透明な傘越に見ゆ青時雨 | 竹田ひろ子 | いづみ とをる すゑ子 |
3 | 郭公の声に朝餉の箸を止め | 高梨真知子 | つとむ 綾子 玲華 |
2 | 迎へ梅雨スケジュールには余白あり | 片山すゑ子 | ひろ子 正代 |
2 | 友ともに蝌蚪の誘う田植かな | はせべとをる | 禎子 すゑ子 |
2 | 月山をはるかに里は大青田 | 佐藤玲華 | つとむ 正代 |
2 | 寝る前に庭に立つ癖夏の月 | 阿部綾子 | 玲華 とをる |
2 | 幸福の限界どこに濃紫陽花 | 阿部綾子 | 玲華 真知子 |
2 | 六月の水に蘇生の藍木綿 | 渡部次代 | ○正代 ○すゑ子 |
2 | 十薬の白より明ける庭先よ | 河村啓花 | いづみ けい子 |
2 | 紫陽花の毱の凭れし勝手口 | 河村啓花 | つとむ 禎子 |
2 | 野も山も夏へ映ろふ風吹けり | 佐藤弘香 | ひろ子 いづみ |
2 | 安曇野の水の清冽花山葵 | 金田けいし | 綾子 とをる |
2 | 殊更に木々の輝く梅雨晴れ間 | 金田けいし | 綾子 ○禎子 |
1 | 茄子植える肥料袋のクルクルと | 佐藤正代 | 禎子 |
1 | 誰を待つ白あじさいの堅蕾 | 加藤けい子 | 真知子 |
1 | 波瀾万丈真中に沈め潦 | 加藤けい子 | すゑ子 |
1 | 梅雨晴れ間礼状届く火事見舞い | はせべとをる | 次代 |
1 | 夏の歌楽譜頼みのキーボード | はせべとをる | 禎子 |
1 | 夏夕べショパンが弾む音楽堂 | 高梨真知子 | 次代 |
1 | 宮に入る目に五月雨や黒き獅子 | 高梨真知子 | 正代 |
1 | 川床涼み君のようなる風が来て | 片山すゑ子 | とをる |
1 | 巣立ちたる子燕横列電線に | あだち禎子 | 次代 |
1 | 不如帰朝の静けさ切る一声 | あだち禎子 | 綾子 |
1 | 楚々と咲く八重の十薬愛しけり | 佐藤玲華 | つとむ |
1 | 父の日の面影確と安楽椅子 | 金田けいし | ひろ子 |
1 | 雨受けて妖艶競ふ七変化 | 竹田ひろ子 | ○綾子 |
1 | はね起きて夢の忘れし三尺寝 | 竹田ひろ子 | ○真知子 |
1 | 楽農の俳人を訪ふ青田風 | 金子つとむ | 玲華 |
1 | 水無月や土日続きし小糠雨 | 佐藤いづみ | とをる |
1 | ゆるぎなき吾妻山をゆする植田風 | 渡部次代 | ひろ子 |
1 | 楽よりも苦の身にしむやわすれ草 | 渡部次代 | 真知子 |
1 | 酒蔵に仕ふるごとく庭牡丹 | 阿部綾子 | 真知子 |
1 | 遠き日の父の面影遠郭公 | 佐藤弘香 | 玲華 |
句会メモ 次回句会は下記のとおりです。 日 時 令和7年7月17日(木曜日) 午後1時15分より 場 所 ゑくぼプラザ 兼 題 佐藤いづみさんの出題で「緑」です。 |