■日時: 4月17日  ■句会場: ゑくぼプラザ  ■兼題: 進  ■参加者: 15名

合点 作      品 作 者 選     者
6 犬の鼻くすぐる土筆畦の道 あだち禎子 ひろ子 次代 玲華 正代 けい子 とをる  
5 葱坊主一心といふ力秘む 河村啓花 ひろ子 ○加津 玲華 禎子 とをる  
5 さまざまに向き合ふ家族牡丹の芽 阿部綾子 次代 玲華 正代 ○けい子 すゑ子  
5 九九の段全部覚えて進級す 片山すゑ子 ひろ子 加津 ○次代 正代 けい子  
4 式次第終りし笑顔一年生 金田けいし 次代 綾子 けい子 すゑ子  
4 百均の老眼鏡のうららかや 金子つとむ 加津 次代 ○正代 すゑ子  
3 雨三日開花進まぬ花の山 佐藤正代 ひろ子 いづみ 綾子  
3 もの忘れ互に忘れ桜餅 阿部綾子 加津 けい子 すゑ子  
3 小指より開いてゆける楓の芽 佐藤いづみ ひろ子 禎子 とをる  
3 庭中の含み笑ひや鼓草 河村啓花 次代 けい子 ○とをる  
3 天目指す力や雨後の名草の芽 金田けいし ひろ子 綾子 正代  
2 涙脆くなりたる齢半仙戯 河村啓花 加津 ○すゑ子  
2 父と行く花の十三参かな 片山すゑ子 次代 正代  
2 桜苗烏帽子山から移り住み 片山すゑ子 ○つとむ いづみ  
2 句敵と俳句の話花の山 佐藤正代 つとむ 加津  
2 人生は進行あるのみ春の月 あだち禎子 ○いづみ 加津  
2 進学す自炊の暮し案じけり 佐藤玲華 ○ひろ子 いづみ  
2 囀の数多飛交ふ大樹かな 佐藤玲華 つとむ 禎子  
2 紅梅や安心といふ宝物 阿部綾子 玲華 禎子  
2 小走りに進む月日や春の昼 渡部次代 つとむ けい子  
2 昇進の新たに決意花仰ぐ 金田けいし つとむ ○綾子  
2 壜に挿す菜の花明かり厨窓 佐藤弘香 つとむ 加津  
2 退くも進むも独り花朧 竹田ひろ子 いづみ すゑ子  
2 百歳の仏を送る春の雨 金子つとむ けい子 とをる  
2 春風や日進月歩の少女棋士 金子つとむ 綾子 禎子  
2 デイケアの中庭飛びて燕五羽 佐藤いづみ 綾子 玲華  
1 春の公園デビュー二才のせいやくん 渡部次代 けい子  
1 梅咲いて遺影の母のほほゆるむ 渡部次代 とをる  
1 桜花如何に生きるか進行中 阿部綾子 すゑ子  
1 マスターの大きなあくび花の昼 佐藤正代 つとむ  
1 軽トラの団子屋囲み春日傘 佐藤正代 ○玲華  
1 シャボン玉ゲームびたりの児等誘う 加藤けい子 加津  
1 土蹴ってぎっこんばったん草青む 渡部次代 いづみ  
1 セーターの真白きを着て春日浴ぶ 降幡加津 とをる  
1 銀杏の木箒の様な芽吹きかな 佐藤いづみ 禎子  
1 洗濯のよろこびもあり春日和 金子つとむ 正代  
1 春宵やカフェラテ少し甘くして 竹田ひろ子 綾子  
1 師の庭の雨の桜の湧きあがる 佐藤弘香 加津  
1 この春を愛づる八十路を前進す 佐藤弘香 ○禎子  
1 花の雨窓辺明るく止む気配 金田けいし いづみ  
1 なかなかに炬燵塞ぐを決められず はせべとをる 玲華  

句会メモ
     
      次回句会は次のとおりです。
       
      日 時  令和7年5月15日(木曜日) 午後1時15分より
      場 所  ゑくぼプラザ
       
      兼 題 片山すゑ子さんの出題で「葉」です。