関東ブロック鍛練会(鎌倉鶴岡八幡宮周辺)

  ■日時: 令和7年5月10日  ■句会場: 若宮大路ビル  ■参加者: 19名  ■吟行先: 鎌倉鶴岡八幡宮周辺

合点 作      品 作 者 選     者
9 舞殿や緑雨に濡れる巫女袴 まつのたく 主宰 満智子 一美 ○博子 ○水貴 るりこ 邦子 晃典 靖舎    
7 結葉の十重に二十重に段葛 竹田ひろ子 主宰 貞雄 稜 讃良 るりこ ○邦子 ○美季  
7 蓮の葉の開かんとする迎へ梅雨 大坂晃典 主宰 ○貞雄 稜 満智子 たく 靖舎 美季   
6 舞殿の朱を極むる青時雨 中島讃良 主宰 貞雄 隆 満智子 加津 水貴  
6 源平池潜望鏡めく蓮巻葉 田中一美 貞雄 稜 たく 香 水貴 ○晃典  
6 あめんぼの輪を雨が消す神の池 中島讃良 主宰 貞雄 稜 ひろ子 美翔 晃典    
5 源平池ともに鎮もる蓮浮葉 田伏博子 貞雄 ひろ子 讃良 靖舎 ○美翔  
5 緑さす「ろんど」の旗や源平池 まつのたく ○主宰 隆 博子 香 美季  
5 舞殿に静の影や若葉風 田伏博子 主宰 讃良 香 るりこ ○靖舎  
5 緑光の七彩を背に八幡宮 水貴 主宰 貞雄 ○ひろ子 博子 加津  
4 緑さす遠近法の段葛 岩永靖舎 ひろ子 讃良 博子 たく  
4 久闊の万緑に噎せ鎌倉路 すずき巴里 博子 ○香 満智子 美翔  
4 葉桜の息の若さや段葛 田中一美 主宰 たく るりこ 美翔  
3 緑さす葉こぼれの雨段葛 すずき巴里 満智子 香 邦子  
3 葉桜の稚きを囃し段葛 中島讃良 主宰 一美 水貴  
3 新緑の息吹息吹の八幡宮 田伏博子 ○主宰 香 邦子  
3 緑なる隠れ銀杏も柏槇も 斎藤るりこ ○主宰 ○讃良 たく   
3 夏木立鎌倉武士の鎮魂を 竹田ひろ子 隆 満智子 ○加津   
3 五月雨や手水を略し参拝す 田中貞雄 主宰 一美 加津  
2 葉桜やホコテンのごと段葛 磯部香 貞雄 靖舎  
2 花嫁の流鏑馬道や五月雨 水貴 稜 美季 
2 銀杏型の絵馬に願ひや夏来る 戸塚邦子 ひろ子 一美  
2 弁天の藤の残り香旗立てり 水貴 ○たく 邦子  
2 晃典君へ 聖五月頭に鳩が止まりけり すずき巴里 ○稜 水貴  
2 山藤や忍ぶ想ひの静の舞 佐藤満智子 貞雄 ○一美  
2 三柱の神へ柏手若葉風 斎藤るりこ 貞雄 一美  
2 赤橋の擬宝珠をまぶす翠雨かな 田中貞雄 ○るりこ 水貴  
2 蓮池や流る歴史を留めおき 長倉美季 ひろ子 ○満智子  
2 葉桜をろんど仲間と舞殿へ 川南隆 主宰 加津  
2 万緑の覆ふ拝殿願ふ黙 磯部香 加津 邦子   
2 朝曇り静御前の名残かな 岩永靖舎 加津 晃典  
2 夏木立八幡宮を守るかに 降幡加津 讃良 美翔   
1 ゆらりゆらり蓮の浮葉や鯉遊ぶ 磯部香 晃典  
1 万緑や政子の支へ石語る 竹田ひろ子 博子   
1 万緑の源平池の鯉の口 斎藤るりこ ○隆  
1 雫落つ葉桜抜けて段葛 大坂晃典 美翔  
1 夏めくや和服に揃え古都デイト 中村美翔 隆  
1 参拝の願ひ数多や夏木立 戸塚邦子 靖舎  
1 八幡宮万緑の中しかと立つ 降幡加津 主宰  
1 実朝の倒る石段走り梅雨 長倉美季 晃典  
1 五月闇常夜灯の薄明り 佐藤満智子 美季  
1 ひもすがら賑はふ八幡薄暑かな 田中一美 満智子  
1 薫風や狛犬侍る段葛 中村美翔 るりこ  
1 橋渡るでもなき青鷺に雨まばら 半田稜 隆  
1 五月雨や流鏑馬道の水溜り 佐藤満智子 加津  

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