合点 | 作 品 | 作 者 | 選 者 |
5 | 無鉄砲の血の蘇へる喜寿の春 | 戸塚邦子 | 〇主宰 貞雄 隆 〇克美 弘香 |
4 | 開拓やあの日別れの山桜 | 佐藤満智子 | 主宰 貞雄 弘香 邦子 |
4 | 今日を生く余生の先は朧にて | 金子つとむ | 貞雄 隆 讃良 克美 |
4 | 新樹光乱反射して森広ぐ | 竹田ひろ子 | 隆 〇讃良 克美 〇弘香 |
4 | 千余年の命揺れ出す滝桜 | 佐藤いづみ | 主宰 〇香 〇克美 邦子 |
4 | 白き山借景にして木々芽吹く | 佐藤いづみ | 香 讃良 克美 弘香 |
4 | 夜の更けて桜いよいよ魔性めく | 竹田ひろ子 | 隆 〇香 讃良 弘香 |
3 | 亀鳴くや人生かくも違ふ道 | 阿部綾子 | 主宰 隆 克美 |
3 | 背ナの子の重くなりゆく目借時 | 斎藤るりこ | 香 讃良 邦子 |
3 | 逝く父の九十九年山桜 | 佐藤正代 | 讃良 克美 邦子 |
3 | その先へひしめき合ひて花筏 | 金田けいし | 讃良 弘香 邦子 |
3 | まんさくの襤褸の光母の里 | 渡部次代 | 讃良 克美 弘香 |
2 | 朧にて押すこと勿れ核ボタン | 川南隆 | 〇主宰 邦子 |
2 | 新学期ぬつと大きくなりし子等 | 佐藤弘香 | 貞雄 克美 |
2 | 盆梅や泣いて笑つて一生分 | 阿部綾子 | 主宰 弘香 |
2 | 田起しの土の匂いを運ぶ風 | 佐藤いづみ | 克美 〇邦子 |
2 | 陽炎を揺らして子らの走り去る | 金田けいし | 〇隆 讃良 |
2 | 教わりしことを教へる春の波 | 戸塚邦子 | 〇主宰 隆 |
2 | 見はるかす相模の灘の春の潮 | 中島讃良 | 香 弘香 |
2 | 雪解雫胎動となる鄙の里 | 渡部次代 | 貞雄 〇讃良 |
2 | 物忘れ食うても効かぬ蕗の薹 | 金子つとむ | 貞雄 邦子 |
2 | 春眠や体内時計の狂ひたり | 長倉美季 | 〇弘香 邦子 |
2 | 読み聞かす童話の窓辺さくら散る | 金田けいし | 貞雄 香 |
2 | 目撃者を募る看板陽炎へり | 斎藤るりこ | 隆 香 |
2 | 弟子五人遠足のごと師を訪うて | 佐藤弘香 | 隆 香 |
2 | 春の雨たんぽぽ色の傘の列 | 佐藤正代 | 香 讃良 |
2 | 色町の三味の音寛と春の夕 | 樋口文巴 | 香 讃良 |
1 | 桜咲く前撮り空(から)のランドセル | 磯部香 | 主宰 |
1 | 初桜先生の句碑山の上 | 佐藤正代 | 隆 |
1 | 亀鳴くや物価上昇鶴亀算 | 佐藤満智子 | 〇邦子 |
1 | 尼寺の門しまる音春の暮 | 中島讃良 | 〇隆 |
1 | 応援団はたんぽぽの花草野球 | 田中一美 | 主宰 |
1 | 視線下げ此処に命よ蘖よ | 長倉美季 | 邦子 |
1 | 碁大会少女に負けてうららかに | 金子つとむ | 〇主宰 |
1 | 波を待ち一直線の春サーフィン | 磯部香 | 弘香 |
1 | 髪カット街の句会へ春ショール | 戸塚邦子 | 〇隆 |
1 | 春や春レースのような雲なびき | 降幡加津 | 弘香 |
1 | 土匂ふ小枝で描くアンパンマン | 田中一美 | 香 |
1 | 春尽きていつまで兵士遺らすのか | 川南隆 | 邦子 |
1 | 横文字絵馬あまたくすぐる春の風 | 田中一美 | 貞雄 |
1 | シリカ水捜す野川の桜道 | 吉田克美 | 貞雄 |
1 | 春の星地球は今も戦して | 佐藤弘香 | 隆 |
1 | 山茱萸の花のまんまる児の一歩 | 渡部次代 | 克美 |
1 | 中国とロシアの密談よなぐもり | 樋口文巴 | 香 |
◎ 主宰の特選句の講評の特選句の講評はろんど誌に掲載されます。 ◎ 5月の本部句会の御案内 日 時 5月17日(土) 句会場 北区滝野川会館 午後1時より 当季雑詠3句 出句控1枚 投句料千円 欠席投句者は各担当者まで郵送ください。 |